ドメーヌ トマ・モレシャサーニュ・モンラッシェ村のトップドメーヌだった偉大なる父”ベルナール・モレ”の引退を機に2007年に畑を譲り受け、祖父のセラーに本拠を構えました。3年間（2007〜2009）D.R.Cのモンラッシェの栽培責任者として担当！していましたが、今は自身の畑に専念しています。以前からビオに取り組んでおり、2011年産からはほとんどがビオロジック、一部ビオディナミ。 ピュリニー・モンラッシェ・1er・Cru・ラ・トリュフィエール2019 総面積2.5haのうち0.25haを所有。シャン・ガンに近い南側の2か所にあり、それぞれ1952年、1982年に植樹。 平均で7〜8樽を生産。 【2019年についてドメーヌからのコメント】ドメーヌ・トマ・モレ 2019年産 2019年産は4月5日の霜で芽の出かかっていたシャルドネが被害を受けました。6月初めの開花の時期に強風と気温の低 下があり、結実不良の現象が見られました。さらに夏の猛暑と乾燥が原因で特にピノ・ノワールがストレスを受けて、これも数量 減につながりました。全体的にみるとシャルドネは平年の15%減、ピノ・ノワールが30%減となりました。収獲は9月6日 に始めましたが、気候条件は大変良好でした。出来たワインはピュアなアロマがあり、リッチな丸みの中にもフレッシュな酸 があり、よくバランスがとれています。若いうちから爽快で飲みやすいスタイルに仕上がっています。9で終わる年の期待に十分に応える結果と思います。2018年より先に飲み頃になると予想しています。
