銘醸地トスカーナ州ボルゲリより「オルネライア2019」テヌータ・デル・オルネライアはフィレンツェの名門アンティノリ家の次男ロドヴィコ・アンティノリ伯爵によって「スーパータスカン」の聖地とも言われるボルゲリに1981年に設立されたワイナリーです。ワインレポートでは「クラシック・ボルゲリに回帰 」と記載されている最新の2019年！入荷数が僅かですがオルネライア2019 アートラベル（特別エチケット）（ワイン自体は通常のオルネライアと同じ）インポーター：ファインズ ワインレポート評価：97点 （以下ワインレーポより抜粋） 2019年は天候が劇的に変化した。4月から5月は寒くて、雨が多く、春があまりない状態で夏に移行した。開花は平年より10日以上遅れた。6月は一転、乾燥して暑くなり、月末には気温が37度に達した。夏は晴天と暑さが続き、気温は例年より2度高く、45日間、降雨がなかった。収穫は9月5日から始まり、月末は気温が下がって、フィネスとフレッシュ感を取り戻した。21日の雨の後に陽光に恵まれ。10月4日に晩熟の品種を終えた。170haで42区画に分かれる畑の平均樹齢は20-35年。品種、区画別にステンレスタンクとコンクリートタンクで発酵させ、70%新樽と30%1年樽で18か月間の熟成をした。 「オルネライア 2019」は熟したダークチェリーとレッドチェリー、杉、リコリス、ドライセージ、開放的でヴェルベッティ、ジューシーなタンニンはグリップがある。厚みのある果実が幾層にも折り重なり、黒鉛、バルサミコ、ミントチョコ、温かみがあるが、重さや甘さはなく、爽快感のあるフルボディ。シームレスで、なめらかに喉を滑り落ちる。チョーキーで塩気を帯びた長いフィニッシュ。アルコール度は14.5%。カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー31%、プティ・ヴェルド4%、カベルネ・フラン3%。メルローがカベルネを上回った2018と変わって、クラシックなボルゲリ・スタイルに回帰した。97点。2019 年のモチーフは「イル・ヴィゴーレ（力）」。エネルギーとパワーあふれるヴィンテージを表現した。スウェーデンの芸術家、ナタリー・ユールベリとハンス・ベリが手がけた。
