昨年あっという間に完売になってしまった 「しずく酒」でございます!
限定300本
- 原料米 / 山田錦 92%、秋田酒こまち 8%
- 日本酒度 / +2,0
- 酸度 / 1.3
- アルコール分 / 16度台
〜蔵元から〜
雷鳴轟き、闇をも切り裂く稲光り。深い澱みの雲海から時おり姿を現す雲龍。
天気をつかさどり慈雨をもたらす水神様として、当酒蔵では龍神様を祀っており、酒造りにあっては畏敬の存在であります。
秀いでた酒米を育てるには、適宜な恵みの雨が必要です。また、美味しいお酒を醸すには清冽で甘露な自然水が必要です。水こそ酒蔵の命とも言うべきもので、お酒の味わいが決まる根源部分と言えるでしょう。
ここ大仙市長野地区は、江戸期の名杜氏「星野友七翁」が絶賛した酒造の最適地であり、水神様が降臨するに相応しい銘醸の地であります。
さて、この度ご案内しますお酒は、秀よしの最高級品「雫酒」でありまして、この度フルリニューアルを致しました。
ラベルデザインは英一蝶(はなぶさ いっちょう)の『龍神』から引用。
迫力ある眼光で雲海を漂う姿が絵図になっております。
ボトルは鶴首の艶かしい姿形で、高級感漂う仕上がりとなりました。
容姿は総じて滑らかな曲線で造形されており。輝く美しさは、お酒を注ぐことすら楽しめます。
この「雫酒」には、秀よしの杜氏石沢繁昌の渾身の作が詰められております。
口に含めば「甘露、甘露」と思わず呟きたくなるのは何故でしょうか。
溢れ出る膨らみのある旨味。鼻腔を吹き抜ける耽美な香り。そこへ合わさるように爽やかな香りが追いかけて来る。まるで果汁のようです。
口中で感じた清洌な酸味は、舌を乗り越えると更にキレを増しながら喉をくすぐり落ちていきます。成る程、長い余韻を楽しむことができます。
この喉越しは、蓮の葉の上をコロコロと転がる水滴のようで、喉へ落ちていく様は正に雫酒の極意。五臓六腑が潤います。
水神は龍と化して秀よしの醸造所へ舞い降り、今宵貴方様へ届けられます。