高い人気を誇る醸造家、[フィリップ・パカレ]
プリューレ・ロックの醸造を10年間担当した後、D.R.Cの醸造責任者への誘い(あまりに有名な話ですね)を断って
2001年にフィリップ・パカレを立ち上げました。
そんなパカレ氏のワイン造りのポイントをいくつかご紹介すると
(1)土壌を表現する為に自然酵母(約30種)のみを使用。
(2)自然酵母を育てるためにはバクテリアや微生物が必要なため化学薬品の不使用。
(3)発酵中の温度管理は行わない。
(4)醸造中はSO2を一切添加せず、瓶詰め前に必必要最低量のみ添加。
(5)発酵槽か樽に移し替えた後に1回のみのバトナージュ。
などなど自然なワイン=美味しいワイン造りを行っています。
コルナス2017
黒果実が思いっきり強い第一印象だけど、すぐにその中にナチュラルな果実味を感じる幸せな香り。口に含むと液体は ただただひたすらジューシー。濃厚だけどジューシー。そして縦に伸びる酸があってフッレッシュ。しかもうま味が 塊である。すごい ワインだのう。ローヌの良さのいいとこ取りをしたかののうな印象。
〜リアルワインガイド誌 今飲んで:93点 ポテンシャル:94点 飲み頃予想:今〜2050 〜〜