高い人気を誇る醸造家、[フィリップ・パカレ]
プリューレ・ロックの醸造を10年間担当した後、D.R.Cの醸造責任者への誘い(あまりに有名な話ですね)を断って
2001年にフィリップ・パカレを立ち上げました。
そんなパカレ氏のワイン造りのポイントをいくつかご紹介すると
(1)土壌を表現する為に自然酵母(約30種)のみを使用。
(2)自然酵母を育てるためにはバクテリアや微生物が必要なため化学薬品の不使用。
(3)発酵中の温度管理は行わない。
(4)醸造中はSO2を一切添加せず、瓶詰め前に必必要最低量のみ添加。
(5)発酵槽か樽に移し替えた後に1回のみのバトナージュ。
などなど自然なワイン=美味しいワイン造りを行っています。
コルナス2016
以前から造っていたが、そのほとんどを自家消費用としていた。それを11年から本格的に造り始めてリリース。
ちなみに南なので遅霜の被害には遭わなかった。香りは閉じまくりだけど口に含むとこんな日なのに味わいがクッキリ。
フルーの日だったら一体どーなるんだろう。というくらい味が乗っている。そして南の暑苦しさは皆無のエレガントな
スタイル。もちろん豊かでありながら過剰さは一切ない。うめ〜〜。(18年4月)
〜リアルワインガイド誌 今飲んで:92点 ポテンシャル:93点 飲み頃予想:今〜2040〜